中国の保険市場では日系保険会社の全体保険料に占める割合は数パーセントしかありませんが、日経企業から絶大の信頼を得ているため日系企業の日系保険会社への付保率はほぼ100%(9割以上)。これはもちろん言葉の問題やクレーム処理などにおいては中国系保険会社よりしっかり対応してくれている古くからの常識となっているので、日経企業のトップが変わっても、保険は中国系より日系保険会社への付保との商習慣は変わっていません。
ただ長く実務をやっていると、この商習慣は思わぬ日経企業に不利を与えています。
日系保険会社は、
l 保険レートが高い。
勿論、規模や引き受け条件などによりますが差の大きいところでは5割ぐらいのレート差があります。理由としては元々のレート設定方針にあると思いますが、あとは人件費に相当圧迫されているではないのかな。
あとは保険のルーツは日本の保険なので、日本の式保険を忠実中国で再現しようとしているので、例えば貨物保険の中にいまだに戦争約款レートを使っている、これだから中国系に勝てるわけがない!
l 日本人が日本人を騙す
日系企業が日系保険会社を選ぶのは当ったり前ですが、それで足元を見れらているから騙しやすいとのところもあります。「どうせ日系を選ぶでしょう」と、日系企業が保険会社の一社に見積もり依頼、その後それぞれもう二社に見積もりを貰いました、もう二社が出した見積もりは話しならないぐらい高かったので、結局最初の一社を選ぶことにしました。これは教科書通りの「八百長」ですね、最初の一社はその日系企業と打ち合わせの後に、直ぐその日系保険会社二社と話しつけました、見返りとしてのは「引き受けはうちは幹事で、二社は「共同保険(引き受けシェア分配)」にする、winwin
関係で3社仲良し形でお客様を騙すと共同作業でした。お客様から見ますと、日系三社相見積もりを取ったので社内や日本本社にも報告し易い、お客様にもHappyになりました。もしかして、お客様がこれを丁度望んでいる?最初からお客様が仕込んだ出来レース?